海外協定校への派遣日本一(留学の拡大)

[ 編集者:総合企画部(大学企画・グローバル化推進担当)       2015年3月20日   更新  ]

 「グローバル・アカデミック・ポート」構想において、関西学院大学は質を重視した国際化を推進するため、「海外協定校との交流拡大を可能とする環境整備」を行います。
 本学では、2014年12月現在、38か国・地域170大学・機関と学術交流/学生交換協定を締結しています。この協定ネットワークをさらに広げると同時に、学生の派遣・受入ともに質量両面で留学プログラムの拡充を進めていきます。特に派遣については、海外協定校への派遣学生数で日本一をめざします。
 これらの目標を実現するために、クォーター制の導入、英語で教授する授業等の拡大、全科目のシラバス英語化やナンバリングなど、教育環境の抜本的な改革を行います。また海外拠点を現在の2拠点(中国・吉林、カナダ・トロント)に加え、中国南部とASEAN地域にも新設予定です。

派遣……協定にもとづく海外学生派遣数日本一

 本学の海外協定大学への年間学生派遣数は、最新の調査で全国第4位にランクしています(2012年独立行政法人日本学生支援機構調べ)。本学では、この数を2022年度までに年間2,500人以上とし、日本一となることをめざします。この結果、全学生の約半数が、在学中に海外協定大学への留学を経験することになります。
 また、本学のユニークな取組である国連ユースボランティア、JICA、国際赤十字等への派遣といった、国際貢献の実践を主目的とした学生の海外派遣も、いっそうの拡充をはかります。
 また、派遣学生数を単に増加させるだけでなく、留学前・留学後の計画・教育も体系的に整備します。「習熟度別・クォーター制」の導入拡大による外国語教育強化、入学前からの海外留学情報の提供、留学から帰国後も学生各自の専門領域を英語で勉強を続けられるプログラムの整備等の施策を検討しています。

受入……海外からの留学生受入を1.6倍、年1500人に

 本学は、2005年、大学院経営戦略研究科に、西日本の大学としては初めて英語による授業だけで学位(MBA)を修得できるコースを設置しました。このほかにも、英語による授業だけで学位が修得できるコースを複数設けています。こうした英語学位コースに加え、協定大学との交換留学生向けにアレンジされた「日本・東アジア研究プログラム」(1セメスター(半年)~1年)や短期日本語研修プログラム(約3週間)など、留学生を対象とした教育プログラムを多く提供しています。また、日本での学習・生活サポートにも定評があり、2014年度には「全国の日本語学校が選ぶ『勧めたい進学先』」調査(日本語教育振興協会調べ)で西日本文系のトップに選ばれました。
 このような実績をもとに、留学生受入体制をいっそう充実させ、受入数を現在の1.6倍、年間1500人にまで高めます。この受入拡大にあたっては、日本で初めて開始したUNHCR(国連難民高等弁務官駐日事務所)、あしなが育英会からの推薦者の受け入れを継続するほか、ABEイニシアティブにも参加するなど、「留学生受入による国際貢献の拡大」もはかります。

融合……全留学生にパートナーを配置

 「グローバル・アカデミック・ポート」構想において重視していることの一つに、日本人学生と留学生の「融合(フュージョン)」があります。
 本学では従来から留学生の学習機会向上と在学生の国際交流のために「日本語パートナー」「インターナショナルパートナー」制度を設けています。今後も留学生拡大にあたっても、パートナー制度を提供していきます。
 また、すでに実施中の国際交流プログラム「インドネシア交流セミナー」や「日加学生協働プログラム Cross-Cultural College」のような、海外協定大学の学生と本学学生が共に学ぶプログラムを拡充します。さらに、日本人学生と留学生が一緒に暮らす「混住型国際教育寮」3寮の新設も計画しています。
 留学生を対象とした教育プログラムや日本での生活サポートをいっそう充実させると同時に、日本人学生の「内なる国際化」を支える知識・能力を、体系的に涵養します。