経済社会の発展を牽引するグローバル人材育成支援 (Go Global Japan)2013年11月23日 西日本第1ブロック共同ワークショップ

[ 編集者:総合企画部(大学企画・グローバル化推進担当)       2017年3月30日   更新  ]

「グローバル」の普遍性について

~Global Competence in a Global Society with Special Reference to its Universality~

2013年11月23日(土)経済社会の発展を牽引するグローバル人材育成支援(Go Global Japan)西日本第一ブロック採択9大学主催で共同ワークショップが開催されました。多くの方々が来場し、企業関係者・大学関係者・学生の「グローバルの普遍性」についての話に大きな関心が寄せられていました。
第1部講演会では「グローバル」の普遍性について同志社大学前副学長/前国際連携推進機構長の龍城正明氏からはグローバル人材が必要とするグローバル・コンピテンシーやグローバル・パースペクティブ、コミュニケーション能力などについてお話されました。また、海洋・海事ライター&エッセイストの拓海広志氏は、現代の日本企業が、インターナショナルからマルチナショナル、そして現在のグローバルへと時代とともに変容しつつあることについて語られました。そしてグローバルである今だからこそ、コミュニケーションは英語がしゃべれることが重要なのではなく、相手の気持ちを汲みとり理解することの重要性についても熱弁されました。
第2部では企業関係者2名と学生2名が登壇してそれぞれの視点から見るグローバル人材像についての意見や見解の個別発表がありました。企業関係者と学生の立場によって見解が違っており、来場者も聴き入っていました。異文化理解とは海外に行かなくても国内にいても実感することができたと発表した学生や、現代では海外留学が当たり前のようになっていて海外旅行と大差ないような印象を企業側が持っているといった話もあり、来場者は熱心に聴き入っていました。
第3部のパネルディスカッションでは1部、2部の学生と企業登壇者に併せて、関西学院大学からコーディネーターとして神余副学長、オープニング・コメンテーターとしてジェシー・オルセン国際学部准教授が登壇しました。オルセン准教授はグローバル人材が持つべきアイデンティティーは個人としてなのか、または日本人としてなのかという議論について触れながら、日本で育つことによって伴うスキルや価値観の良いところをいかにグローバルに展開できるかをお話されました。特に、ハイ・コンテクスト・コミュニケーションの重要性も含めて、そういったグローバル人材が外資系企業ではなく、日本企業がどのように獲得していくかの要点についても話されました。また、今日本で目標とされているグローバル人材の要素を全てもつ人間は「スーパーマン」になってしまうというユーモアを込めた比喩には、会場から大きな笑いとともに、共感の声がもれました。
オルセン准教授のオープニング・コメントに始まり、パネルディスカッションでは神余副学長のコーディネートによってパネリストそれぞれが熱い議論を繰り広げられました。

① 開会挨拶
山田史郎 同志社大学 副学長/国際連携推進機構長
② 第1部 講演会 「グローバルの普遍性について」
龍城正明 同志社大学前副学長/前国際連携推進機構長
拓海広志 海洋・海事ライター&エッセイスト 本名:恵谷洋 楽天物流株式会社 代表取締役社長
③ 第2部 個別発表 学生・企業の視点から
「学生が目指す/考えるグローバル人材とは?」
センゲンド・ケネス・ポール 福井大学 工学部 電気・電子工学科 4年
萩原俊博 鳥取大学 地域学部 地域政策学科 4年
「京セラのグローバル展開と求める人材像」
大西実 京セラ株式会社 人事本部 人材開発部 人材開発部長
「企業が求めるグローバル人材とは?」
久田浩司 オムロン株式会社 人材総務センター グローバル人財開発部長
④ パネルディスカッション
コーディネーター 神余隆博 関西学院大学 副学長/国際連携機構長
パネリスト
企業関係者(3名):第1部・第2部登壇者
大学関係者(1名):ジェシー・オルセン 関西学院大学 国際学部准教授
学生(4名):第2部登壇者
  フィジオ・サラ・ロンガット 愛知県立大学 外国語学部 英米学科 3年
  岸田祐未子 愛知大学 現代中国学部 現代中国学科 4年
⑤ 統括
龍城正明 同志社大学前副学長/前国際連携推進機構長
⑥ 閉会挨拶
神余隆博 関西学院大学 副学長/国際連携機構長